「開会の挨拶」 落合卓四郎
落合卓四郎
組織委員会代表、東京大学名誉教授
皆さまこんばんは!
小林先生をしのぶ会に御参集賜り、誠にありがとうございます。
組織委員会を代表して一言ご挨拶申し上げます。
ここに御集りの一人ひとりが、それぞれ小林先生との忘れがたい思い出をお持ちになり、先生の突然の訃報に信じられない思いをなされたことと思います。
偉大な数学的業績はもちろん、数学に対する真摯な情熱、誰をも引き付ける素晴らしい笑顔と包容力、同僚に対しても学生に対しても分け隔てない胸襟をひらいたお付き合い・・・、私たちにとって先生のすべてが数学者・教育者かくあるべしという理想でした。
今日も、この席のどこかで、先生が微笑みながら見守ってくださっているように思えてなりません。
本日は、多くの方が先生とともにお世話になりました奥様の幸子さまをはじめ、上のお嬢様、弟様をはじめ御親族の方々にもお越しいただきました。
奥様、バークレーより遠路はるばるありがとうございました。
今夕は、先生と奥様達との楽しいかったお付き合いの思い出で盛り上がっていただければ幸いです。
終わりになりましたが、シンポジウムとしのぶ会を陰ながらしっかりサポートして下さいました坪井数理科学研究科長とスタッフの皆さまに心より感謝を申し上げ、ご挨拶に代えます。
ありがとうございます。